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阪神タイガース伝説の大投手江夏豊、その魅惑の世界に迫ります。
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 ■ 現代のエース
   エースと呼ばれる投手は各チームにいるが、エースに対するイメージは時代を反映
   してずいぶん変わってきたように思います。”普通のエース”、”そこそこのエース”は
   ”真のエース”とは明らかに違います。近頃のエースは

  • 先発で試合をつくってくれる (5回~7回くらいまで最小得点におさえてくれる)
  • 1年間ローテーションを守り、年間10勝~15勝してくれる
  • 監督やチームからそれなりに信頼されて、その試合を任せられる
   そんなイメージがある。 阪神タイガースでいえば、今は安藤優也だが、何かしら
   物足りなさを感じるのは私だけではないでしょう。上のエースの条件を一応満たして
   いるが、ファンに対して、何がしかの感動をを与える力強さが欠けているように思い
   ます。安藤優也に限らず、各チームの大部分のエースにも同じように感じられる。 
   例外は日本ハムのダルビッシュ有、上の条件を満たした上で、”真のエース”に相応
   しい風格が備わっているように思えます。

 ■ 真のエースとは
   勝手に思っているのですが、"真のエース”とは、さらにワン・ランク上の投手で
  • 打者を見下ろしている投手 (野村克也談より)
     打者を見下ろしているというのは、真のエースの大事なことのように思います。

       打者をなめているといっても良い。明らかにその存在感、名前だけで打者を抑え
       こんでしまうのを何度か見たたことがあります。古くは金田正一、稲尾和久、
       阪神タイガースでは村山実、そして江夏豊である。江夏は普通の打者には明
       らかに、見下ろしていてふてぶてしかったし、宿敵長嶋茂雄、王貞治に対して
       は、全力で立ち向かっていた。村山実もそうだった。この見下ろしている投手と
       いうのは、近頃はめったにいないが、日本ハムのダルビッシュ有はこの部類に
     入るでしょう。
     
  • 美しくきれいな投球をするのでなく、一目でこの投手と分かる存在感のあるエース
    この言葉を言ったのは江夏自身だったように記憶しています。美しい流れるような、
    一見理想的に見える投球をする投手はいますが、何故かひ弱さを感じてしまう。
    それより、遠くからその姿を見て、一目でその投手とわかるのが”真のエース”。
    江夏の投球はごついというより、どちらかと言えば美しい投球フォームであったが、
    投げる姿、歩く姿、そのしぐさは一目で、江夏とわかった。 村山実もそうだった。
    村山実の投球フォームはダイナミックで、打者を圧倒していたし、ロッテ村田兆冶
    のマサカリ投法も魅力いっぱいだった。
     
  • 遊び心があって、ここぞという時は、劇的に抑える投手が”真のエース
    エースは先発で、なるべく9回まで完投したいと思うのが常。そのため、全打者に
    全力投球すれば、当然、へばりが出て、致命的な痛手を負う時がある。なので、
    遊び心というか、特に下位打者に対しては、手抜きの投球をする余裕を持っている。
    この手抜きの投球で、下位打者に打たれるケースはよくある。江夏でいえば、V9
    時代の柴田、黒江などによく打たれていたような印象があります。肝心のピンチ
    の時にはしっかり抑えてくれのが”真のエース”。江夏もよくピンチを迎えていて、
    打たれる時は確かに打たれていて、負けた試合も実際は結構多かったように思
    います。伝説となった「江夏の21球」にしても、無死満塁のピンチを招いたのは
    他でもない、江夏の責任といえるでしょう。しかし、ここからが、”真のエース”か
    どうかの分岐点となる。
    絶対的に大事な試合で勝負する時には、投球術はもちろんのこと、勝負師として
    の強靭な力があるかどうかが試される。「江夏の21球」の場合、劇的な形で抑え
    込んで勝ったのであるが、これ位になると、何か神様の力でないかと思える感動
    とスリルであった。このような、ピンチでの場面で押さえ込むスリルと感動を味あわ
    せてくれるのが”真のエース”と思えてなりません。これが後になっても、記憶に
    残る名場面として堪能できる野球ファンの醍醐味なのです。

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プロフィール

横浜虎キチ、68才。
江夏、村山、田淵時代以来の虎暦40年、現役では福原忍投手のファン。
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