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阪神タイガース伝説の大投手江夏豊、その魅惑の世界に迫ります。
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 ■ 奪三振数401の世界新記録
    401は日本だけでなく世界新記録である。
    日本では、江夏の次の記録は稲尾和久の353である。メジャーリーグでも最多
    奪三振数は1973年エンゼルスのノーマン・ライアンが記録した383である。
    江夏が達成した奪三振王は阪神時代の1967年~1072年の連続6年という
    離れワザである。 江夏以降、阪神から奪三振王になったのは、2002年と
    2004年の井川慶だけであるが、三振数は206、228で、401の凄さがよく
    わかる。
 ■ 狙った人から三振を取った
    401奪三振の1967年のことである。9月17日の甲子園球場における読売
    ジャイアンツ戦では、王貞治の打席で稲尾和久の日本記録に並ぶ353奪三振を
    記録した。新記録達成の354は王貞治と決めていたふしがある。後続のバッター
    のアウトはにすべて三振以外の方法でしりぞけた。この時江夏自身は捕手
    森昌彦と投手高橋一三を三振を取らないようにするのがむしろ大変だったと語っ
    ている。
    再び王の打席が回ってきた時に、記録更新となる354個目の三振を奪う離れ業
    で念願の354奪三振新記録を達成した。

 奪三振シーズン記録 ベストテン
順位 投手 チーム 奪三振数    達成年
1 江夏 豊 阪神 タイガース 401  1968 
2 稲尾 和久 西鉄 ライオンズ 353 1961
3 金田 正一 国鉄 スワローズ 350  1955
4 江夏 豊 阪神 タイガース 340 1970
5 杉浦 忠 南海 ホークス 336 1959
6 稲尾 和久 西鉄 ライオンズ 334 1958
7 梶本 隆夫 阪急 ブレーブス 327 1956
8 稲尾 和久 西鉄 ライオンズ 321 1959
9 杉浦 忠 南海 ホークス 317 1960
10 金田 正一 国鉄 スワローズ 316 1956

 2000年以降の奪三振王
投手 チーム 奪三振数  投手  チーム 奪三振数
2000 石井 一久 ヤクルト 210 松坂 大輔  西武  144
2001 野口 茂樹 中日 187 松坂 大輔 西武 214
2002 井川 慶 阪神 206 パウエル  近鉄 182
2003 上原 浩治 巨人 194 松坂 大輔 西武 215
2004 井川 慶 阪神 228 新垣 渚 福岡 177
2005 門倉 健
三浦 大輔 
中日
横浜 
177 松坂 大輔 西武 226
2006 川上 憲伸
井川 慶
中日
阪神
194 斉藤 和巳 福岡 205
2007 内海 哲也 巨人 180 ダルビッシュ 日本ハム 210
2008 ルイス 広島 183 杉内 俊哉 福岡 213
2009 ルイス 広島 186 杉内 俊哉 福岡 204
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横浜虎キチ、68才。
江夏、村山、田淵時代以来の虎暦40年、現役では福原忍投手のファン。
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